結婚指輪の定番デザイン5種+素材の種類!指輪選びで知っておきたい基礎知識

結婚指輪

「結婚指輪で失敗したくない!」
「指輪って、どう選べばいいの?」

せっかく結婚指輪を選ぶなら、ずっと身に着けられるものを選びたいですよね。

結婚指輪は毎日身に着けるもの。デザインや素材の選択次第では「家事の時に毎回ちょっとストレス…」「思ったより目立って夫が着けるのを嫌がる」といった失敗につながることも。

この記事では、結婚指輪の定番デザインや素材についてまとめています。選び方の基本を押さえ、夫婦が永く付けられる指輪を選びましょう!

結婚指輪のデザインはリング(腕)がメイン

リング(腕)の形状

結婚指輪の印象を大きく左右するのが、リング本体の形です。

ひと目ではあまり違いがわかりにくいかもしれませんが、リングのカーブや厚み、断面のフォルムによって、指にはめたときの印象やフィット感が大きく異なります。

定番のストレートタイプは、シンプルで飽きのこないデザイン。

どんな手元にもなじみやすく、パートナーと好みが分かれにくいのが魅力です。

緩やかなカーブを描くウェーブタイプは、指をほっそり長く見せてくれるのが特徴です。

S字やV字など、カーブの種類によって印象が大きく変わります。

また、断面に注目すると、やわらかな丸みを帯びた「甲丸」や、シャープで洗練された「平打ち」など、形の違いで印象や着け心地も異なります。

毎日身に着けるものだからこそ、デザイン性だけでなく自分の指にしっくりくるかが大切です。

実際に試着して、自分の指に合った形状を見つけましょう。

リング(腕)の素材

指輪のリング部分の素材は、見た目の印象だけでなく、着け心地や耐久性にも大きく関わってくる重要なポイントです。

素材にはプラチナやゴールド、チタン、パラジウムなどがあります。

それぞれに特徴があって、たとえば耐久性に強いもの、軽くて肌に優しいもの、肌の色になじみやすいものなどがあります。

「どの素材が自分に合うかな?」と迷ったときは、肌との相性や普段の生活スタイルを基準に選んでみるといいでしょう。

宝石を埋め込むと特別感がUP

結婚指輪にさりげなく宝石をあしらうことで、2人だけの特別な意味や輝きがプラスされます。

一粒のダイヤモンドを埋め込むだけでも、ぐっと華やかさが増します。

誕生石を取り入れたり、お互いの石を内側に埋め込んだりと、「ふたりらしさ」を込められる自由度の高さも人気の理由です。

「ずっと身に着けるものだから、少しだけ特別感が欲しい」

そんな想いを叶えてくれるのが、宝石をあしらった結婚指輪の魅力です。

【Point】結婚指輪の予算は2人で20~30万円

2024年のゼクシィ結婚トレンド調査によると2人分の結婚指輪の相場です。

購入価格帯割合
5万円未満0.8%
5~10万円未満0.7%
10~15万円未満5.8%
15~20万円未満6.1%
20~25万円未満24.2%
25~30万円未満18.4%
30~35万円未満19.4%
35~40万円未満4.2%
40~45万円未満8.4%
45~50万円未満2.3%
50万円以上9.8%
平均購入金額29.7万円
(参照元:ゼクシィ|ゼクシィ結婚トレンド調査2024「首都圏版」(全国推計値)

平均価格帯は29.7万円、そして割合を見ると20〜25万円未満の範囲で選ぶカップルが24.2%と最も多いことが分かりますね。

選ぶ素材やデザイン、ブランドによって金額はさまざまですが、ひとつの目安として考えておくと選びやすくなります。

結婚指輪の基本デザインは5種類

結婚指輪の定番「シンプル」

時代や流行に左右されにくく、年齢を重ねても違和感なく身に着けられる「シンプルデザイン」

日常生活に馴染むデザインから長年にわたって多くのカップルに選ばれています。

結婚指輪は他のアクセサリーと重ねづけする人も多いので、シンプルだとコーディネートの自由が広がります。

いろいろな場面で使いやすいのも嬉しいポイントです。

埋め込みの宝石がワンポイント「メレダイヤ」

メレダイヤとは、0.1カラット未満の小さなダイヤモンドのこと。

主張しすぎないサイズ感ながら、指輪にきらっとした輝きを添えてくれるので、上品さを求める人にはぴったりです。

リングの表面に1粒だけ埋め込まれたデザインから、複数のメレダイヤを並べた華やかなものまで、バリエーションはさまざまです。

シンプルな指輪にちょっとしたアクセントが加わると、特別感がぐんと増します。

繊細な輝きが魅力「パヴェ」

上品さも華やかさも欲しい!そんな人にはパヴェリングがおすすめ。

フランス語で「石畳」という意味の“パヴェ”は、小さなダイヤがぎゅっと敷き詰められたような美しいデザインです。

ダイヤモンドの数が多いため、光を受けると指先にきらりと繊細な輝きを添えてくれます。

とはいえ派手すぎる印象はなく、日常のコーディネートにも自然になじむ、上品で嫌味のない華やかさが魅力です。

宝石の存在感が目を惹く「エタニティ」

エタニティリングは、ダイヤモンドが一列に留められているエレガントなデザインが特徴です。

終わりなくダイヤモンドが留められていることから、永遠を連想させてエタニティリングと呼ばれるようになりました。

ダイヤモンドをどこまで留めているかで種類が異なり、リングの全周わたっているものを「フルエタニティ」、リングの半周程度までのものを「ハーフエタニティ」といいます。

立体感とクラシックな雰囲気がある「ミル打ち」

ミル打ちは、指輪の縁に小さな粒を並べるように打ち込んだデザインです。

ラテン語で“千の粒”を意味し、“千の幸せ”や“永遠の繁栄”といった縁起の良い意味が込められています。

ミル打ちの施し方によって、繊細にもゴージャスにも表現でき、華美な装飾がないことから男性からも人気です。

【Point】華奢で細身だと結婚指輪に向かないことも

華奢なデザインの指輪は、手元を美しく見せてくれて、着け心地も軽やかなので人気があります。

しかし、細身のリングはちょっと重い荷物を持った時や、指に力を入れた時に変形する場合があります。

また、指がしっかりしている方には物足りなさを感じるかもしれません。

長く着ける結婚指輪だからこそ、デザインや人気に左右されずに自分の生活や手元に合っているか、しっかり検討することが大切です。

結婚指輪は素材でも印象が変わる

結婚指輪で人気「プラチナ」

結婚指輪の素材として圧倒的な人気を誇るプラチナ。

プラチナジュエリーの国際的広報機関「プラチナ・ギルド・インターナショナル」によると、日本では8割以上の人がプラチナを選んでいるそうです。

白く美しい輝きと高い耐久性は、時間が経っても色味が変わりにくく、日常使いでも長く美しさを保てます。

シンプルなデザインでも上品に見えるため、年齢や服装を問わず身に着けやすいのも人気の理由のひとつです。

(参照元:プラチナ・ギルド・インターナショナル「ブライダルジュエリーには、なぜプラチナなの?」

日本人の肌になじむ「ゴールド」

ゴールドの温かみのある色合いは、日本人の肌の色と相性が良いといわれています。

単体で見ると派手に見えるゴールドの指輪ですが、実際に指にはめてみると自然と肌に馴染みます。

ゴールドには肌を明るく見せる効果があるので、年齢を重ねてトーンダウンした手元にも自然な華やかさを添えてくるのが魅力です。

ピンクゴールドやホワイトゴールドも人気

ゴールドはカラーバリエーションが豊富で、温かみのあるイエローゴールド、フェミニンな印象のピンクゴールド、落ち着いた光沢感が魅力のホワイトゴールドなど好みに合わせて選べます。

  • イエローゴールド:純金に近い色合いで、華やかな雰囲気
  • ピンクゴールド:ピンクがかった優しい色合いで、女性からの人気が高い
  • ホワイトゴールド:プラチナに似た上品な光沢があり、さりげなくおしゃれに見せられる

ホワイトゴールドにはメッキ加工がされたものがあり、メッキがはがれる場合がありますが、再コーティングすることで綺麗な状態を保てます。

定期的にメンテナンスをすることで、指輪に愛着が増してくるのも魅力のひとつです。

【Point】目立つ色やデザインは抵抗を感じる男性も

男性の中には、アクセサリーにあまり興味がなく、指輪を着けなれていない方も少なくありません。

そんな方にとっては、華やかなデザインの指輪はハードルが高く、結婚指輪を身に着けることに抵抗感を持たれてしまうことも

また、仕事上の理由から目立つものは避けたいと考えている男性も多いです。

そのため、男性からはシンプルで着け心地の良いデザインの指輪が人気の傾向があります。

結婚指輪はふたりで身に着けるものだからこそ、デザインの好みや着けやすさは男女どちらにとっても大切にしたいですね。

まとめ|結婚指輪選びで後悔しないために

指輪の選び方は、結婚指輪を身に着けるふたりの好みやライフスタイルによって変わります。

デザインや素材とその着用シーンを知り、どのような選択肢があるのかを把握することで、スムーズに指輪を選べるでしょう。

指輪を選ぶ際は女性の意見が優先されがちですが、結婚指輪は夫婦で身に着けるもの。男性の意見もしっかりと反映させ、お互いの好みを相談しながら選ぶことで「二人が気に入って、永く身に着けられる結婚指輪」を見つけましょう!

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