この記事では、
- 婚約指輪の選び方(予算やデザイン)
- 婚約指輪を選ぶ際に男性が気をつけるべきポイント
- 男性側はどのように指輪選びをサポートをすれば良いか
をまとめています。
婚約指輪の購入を検討している方や、情報収集をしている方は、ぜひ読んでみてください!
婚約指輪を選ぶ前に知っておきたいこと

婚約指輪は「結婚の約束」を形にしたもの
婚約指輪は、結婚の約束をした記念の品として贈られる特別な指輪です。
一般的には男性から女性に贈られますが、婚約指輪を贈る際のルールや決まりがあるわけではなく、最近では、婚約指輪の価格を抑えたい人や他の資金に回したいという人も増えてきていて、購入しないという選択肢もあるようです。
婚約指輪を贈ってもらった女性は約6割
夫婦全体の中で、婚約指輪を贈ってもらったという女性はおよそ6割と言われています。
彼女に婚約指輪を贈るか考えているのであれば、一度彼女に欲しいかどうか伺ってみると良いでしょう。
また、必ずしも女性だけが贈られなければならないというわけではなく、二人でお揃いのペアリングを購入するケースもあるようです。
サプライズで指輪を渡す男性は約3割
以前は、プロポーズとして結婚指輪をプレゼントするのが世間一般的な流れとしてあったようですが、最近は全体の約3割にとどまっています。
プロポーズをサプライズで行う男性自体は今でも多いのですが、その際は指輪を渡すというよりも、
- サプライズでジュエリーショップへ連れて行く
- 思い出の場所でプロポーズをする
- 花束や手作りのプレゼントを用意する
など、指輪以外の選択肢が増え、婚約指輪は彼女に選んでもらうのがメジャーになってきています。
婚約指輪の選び方で失敗する2大要因

デザインが好みに合わなかった
指輪やアクセサリーは、女性にとっては好きなデザインや苦手なデザインが分かれてしまうことが多く、せっかく贈ったとしても好みが合わなければ身につけてもらえない場合もあります。
特に、普段のコーディネートに合わせやすいデザインかどうかが重要視されています。
日本では指輪といえばプラチナがスタンダードな傾向がありますが、最近では日本人の肌の色になじむことを考慮し、ゴールドを選ぶ人も増えてきているほか、ピンクゴールドが好きで好んで小物に多く使っている人もいます。
彼女の好みが分からない方や、彼女がアクセサリーに対してこだわりを持っている場合は、一緒にジュエリーショップに行って、彼女の気持ちを聞きながら選んであげるのがおすすめです。
サイズが合わなかった
婚約指輪をサプライズで用意する場合、サイズが合わないという失敗談をよく耳にします。
サプライズで渡した指輪が指に入らないと、せっかくのサプライズが台無しになってしまうので、彼女の指輪のサイズをしっかりと把握した上で用意しましょう。
最も確実なのは、彼女をジュエリーショップへ連れて行くことですが、サプライズで指輪を渡すのであれば、これまでのデートで指輪を試しにつけてみたり、ペアリングを買ったりした時のサイズを覚えておくとスマートです。
もしサイズがわからないのであれば、彼女の信頼できる友人や家族に相談してサイズを聞いてみるのも良いでしょう。
婚約指輪の選び方

婚約指輪を身に着けるのはこんなシーン
婚約指輪の着用シーンは、
- ちょっとしたパーティー(友人の結婚式や結婚式の二次会など)
- フォーマルな式(子どもの入園式や卒園式など)
- ドレスコードのあるレストラン
などがあります。
普段のデートに加えて、かしこまったシーンや特別感のある場面でも婚約指輪を着用できます。
結婚指輪と違い、普段職場で身につけることがなかなかできないため、特に結婚後はあまり身につける機会がないかもしれません。
ただ、イベントがある時に、さらりと華やかな指輪が用意できるので、婚約指輪を持っておくと、いざという時に困らずに済むでしょう。
宝石が主役のデザインがおすすめ
婚約指輪のデザインは、一粒以上の宝石があしらわれたデザインが定番となっています。
一般的にはダイヤモンドが使われることが多いですが、ダイヤモンドでなければならないわけではなく、人によってはルビーやパールなど自分の好みの宝石を選んだり、パートナーや自分の誕生石を選んだりできます。
結局のところ、婚約指輪を選ぶ上で最も大切なのは、本人が気に入ることです。彼女の普段のファッションや、好きな色などを参考に選ぶのもおすすめです。
素材はプラチナがスタンダード
リング部分や宝石の台座の部分など、貴金属の部分は主にプラチナが使われることが多いです。
他にも、ゴールドやピンクゴールド、ホワイトゴールドなどの素材があるため、彼女の気に入るものを選びましょう。
もし金属アレルギーなどを持っている場合は、純プラチナや純ゴールドがおすすめです。純プラチナや純ゴールドは、アレルギーを起こしにくいだけでなく、変色しにくく、丈夫であるという特徴もあります。
ピンクゴールドやホワイトゴールドは、ゴールドに他の金属を混ぜて作られた「合金」です。その中にはアレルギー反応が出やすいものが混ぜ込まれる可能性があるため、金属アレルギーが心配な方は避けると良いでしょう。
予算の平均は20~40万円
婚約指輪の相場は20万円から40万円くらいの価格帯のものが選ばれることが多いようです。
ただし、有名ブランドや高級なブランド物を選ぶ場合は100万円を超える場合もあります。ブランドに特にこだわらないようであれば、数万円で購入できるものもあるので、無理のない範囲で予算を設定することが大切です。
また、価格はダイヤモンドなどの宝石の品質によって大きく変わります。特に、ダイヤモンドの中にある不純物や小さな傷など、肉眼ではほとんどわからないところで価格が大きく変動することがあるため、どこまで品質にこだわるのかなども決めておきましょう。
私の個人的な感覚では、ルーペで見なければわからないところまでこだわるというよりも、見た目に影響がなければかまわない女性のほうが多いと感じています。
ただし、品質の良いダイヤモンドや宝石を選ぶと、「資産価値」が高い(中古品でも高値で売れる)ため、本当に価値のあるものを贈りたい、いざという時に助けになるものを贈りたいという想いから、有名ブランドや品質の良いものを選ぶ男性もいるようです。
婚約指輪の選ぶ際のポイント

彼女と一緒に選ぶのがベスト
婚約指輪は彼女の好みが一番重要になるため、彼女と一緒に選ぶのがベストです。男性側が興味がなかったとしても、よほどの理由がなければ二人でジュエリーショップに行くことをおすすめします。
また、せっかくジュエリーショップに行ったとしても、混み合っていると待たされたりしてしまうこともあるため、事前に予約しておくとスマートです。
予算や上限を店員さんにこっそり伝えるタイミング
婚約指輪を選ぶ際に、彼女の目の前で店員さんに予算や「いくらまで」というお金の話をすることに抵抗を感じる方も少なくありません。
店員さんにこっそり予算を伝えたいのであれば、事前に来店予約を入れておき、その際に予算を伝えておくと良いでしょう。
金額で自分の価値を判断されたくないという気持ちや、相手に気を遣わせたくないという気持ちは、店員さんも十分汲み取ってもらえます。
事前に伝えておくことで、スムーズに指輪選びを進められるでしょう。
指輪のサイズは店員さんにお任せでOK
指輪のサイズは、こちらから何か言わなくても店員さんが測ってくれるので、安心してください。
試着をする流れで自然と指輪のサイズもわかるため、彼女と一緒にジュエリーショップに行く場合は心配しなくても良いでしょう。
彼女が気に入るデザインが最優先
婚約指輪を選ぶ際は、彼女が気に入るデザインを選べるようにサポートしましょう。
婚約指輪をどのようなシーンで彼女につけてもらいたいと思っているのか伝えるとイメージしやすくなり、選びやすくなります。
友人の結婚式に出席する際に彼女が着るドレスやバッグ、靴に合うかどうか、具体的にシーンを想像できるようにパスを出してあげましょう。
婚約指輪の選び方に関するQ&A

Q.婚約指輪を一緒に選ぶ場合の渡し方は?
婚約指輪を一緒に選びに行った際に、そのまま指につけて帰るのか、またケースは必要かどうかなど確認されます。
彼女が指につけたいと言ったとしても、指につけずに持ち帰りたいと言ったとしても、ケースをもらうのがベストです。
また、ケースに入れて持ち帰る場合は、二人きりの時に改めて彼女の指にはめてあげると喜ばれます。
うちの場合は、指輪を購入した際はずっとつけているつもりでいたため、ケースを断ってしまい、後悔しました。
後になって、指輪をどこで購入したのかわからなくなってしまったり、結婚指輪を普段からつけるようになり婚約指輪をどこにしまうか迷ってしまった時にケースをもらっておけばよかったな、と。
そのままつけて帰る場合でも、「記念にとっておきたいので、ケースもください」のような形でフォローしてあげると良いでしょう。
Q.カルティエやティファニーなどのブランドじゃないとダメですか?
確かに、婚約指輪といえばカルティエやティファニーなどのブランドが有名です。
ただ、実際にそういったブランドに憧れを持っている女性というのはあまり多くない印象です。
ブランドよりも、どのようなデザインが気に入るかの方が大事なので、ブランドではなく気に入るものを探すというスタンスで指輪を吟味してみると良いでしょう。
実際に、有名ブランドの指輪とかなり似たデザインのものが半額以下で購入できるというケースもあります。
また、ブランドものの指輪は、ブランドカラーを強く押し出したものも多く、婚約指輪という意味合いから外れてしまうケースもあるため、個人的には「どうしても!」という理想がないのであれば、無理にブランドにこだわる必要はないかなと思います。
Q.婚約指輪をサプライズで渡したい場合に気をつけることは?
婚約指輪をサプライズで渡したいのであれば、事前に彼女の好みや理想、サイズを把握しておきましょう。
また、指輪を選ぶ際は、店員さんに予算をしっかり伝え、相談しながら選びましょう。
店員さんに相談する際は、彼女の好みが分かりやすいよう、
- 彼女のアクセサリーの好みや気に入っているモチーフ(花や四つ葉のクローバー、ハートなど)
- 普段よく使っているアクセサリー
- 彼女がアクセサリーを身に着けている写真を見てもらう
など、店員さんになるべくヒントを多く伝えられるよう準備しておくことをおすすめします。
Q.彼女が選び方で迷ったとき、男性側はどうしたらいい?
じっくり選べないと、せっかく贈ってもらった指輪なのに、彼女自身が納得できなかったり、後でモヤモヤしてしまったりすることも。
彼女が指輪の選び方で迷っている時は、急かさないで見守ることが重要です。
また、決めきれない時は、彼女の中で実際に結婚指輪をつけているシーンをうまく想像できていない場合もあるため、店員さんに最近のトレンドや傾向、着用シーンを聞いてみたりして、婚約指輪をつけているシーンを具体的にイメージできるようサポートしましょう。
どうしても理想のものに出会いたいという気持ちでその場で煮詰まってしまい、答えが出せないことも少なくありません。
もし彼女が決められないようであれば、「少し時間をもらってゆっくり考えようか」と提案し、その場で購入を決めずに一度検討するのも良いでしょう。
彼女が一番良い選択ができるよう、柔軟にサポートしてあげましょう。
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