「プロポーズでダイヤモンドを贈りたい!」
「いくらくらい?何カラットが理想なの?」
プロポーズをする際に、記念になるものとして「ダイヤモンド付きの指輪」を贈る人は多いです。
また、最近では指輪はサイズがわからなくても送りやすいという理由で、ダイヤモンドのみを贈るプロポーズも人気がでてきています。
この記事では、ダイヤモンドの大きさ(カラット数)や相場、選ぶ際のポイントをまとめています。
「ダイヤモンド(単体)」や「ダイヤモンド付きの指輪」を贈りたい方は、参考にしてみてください!
プロポーズでダイヤモンドを贈ろう
スタンダードはダイヤモンド付きの婚約指輪
プロポーズと聞いて、多くの人が思い浮かべるのが「ダイヤモンドの婚約指輪」ではないでしょうか。
特に0.3〜0.5カラット(直径で4〜5mm程度)のダイヤモンドは、普段のファッションにもなじみやすいと人気があります。
リングのデザインもシンプルから華やかなものまで豊富にあり、選ぶ楽しさも魅力のひとつです。多くの女性が一度は憧れる「特別な日」のシンボルとしても愛されています。
項目 | 内容 |
人気の形 | ラウンドブリリアントカット |
平均価格帯 | 約25〜40万円 |
サイズ感 | 0.3〜0.5ctが主流 |
ダイヤモンドのみでプロポーズするスタイルも人気
最近は、ダイヤモンドのルース(裸石)だけを贈るプロポーズも増えています。
これは、指輪のサイズがわからなかったり、彼女の好みがはっきりしない場合にぴったりで、贈る側のサプライズしたい気持ちと、受け取る側が自分の好きなデザインを選べる楽しみを両立できます。
プロポーズのあとに、ふたりで一緒にリングのデザインを考える時間も素敵な思い出になりますよね。サプライズ感はそのままに、相手への配慮も感じられる、今の時代に合った贈り物といえるでしょう。
【Point】ダイヤモンドはプロポーズの象徴
ダイヤモンドは「永遠の絆」や「変わらぬ愛」の象徴として多くの人に選ばれてきました。宝石のなかで最も硬く、変色や劣化がない性質から、「一生変わらない気持ち」を表すのに最適です。
プロポーズという人生の大きな節目に、言葉だけでは伝えきれない想いをダイヤモンドに託す。そんな特別な宝石です。
時が経っても輝きを失わないダイヤモンドになぞらえて、ふたりの関係もずっと輝き続けてほしいという願いが込められています。
プロポーズで贈るダイヤモンドの大きさは?
ダイヤモンドのランクは「4C」で決まる
ダイヤモンドの価値は、国際的に認められている「4C」という基準で評価されます。
項目 | 意味 |
Carat(カラット) | 重さや大きさを示す |
Color(カラー) | 無色に近いほど評価が高い |
Clarity(クラリティ) | 内包物が少ないほど透明度が高く希少 |
Cut(カット) | 輝きを左右するカットの技術 |
もちろんすべてを最高ランクにする必要はありません。予算と相談しながら「なにを重視したいか」で選び、納得できるダイヤモンドを探しましょう。
ダイヤモンドの4Cと価格
ダイヤモンドは、同じカラット数でも「4C」のグレードによって価格が大きく変わります。たとえば、0.3カラットのダイヤモンドでも品質によって目安の価格はこれだけ違います。
グレード例 | 価格の目安 | 魅力 |
Dカラー:無色透明で純度が高いVVS1:専門家でも見分けが難しいほど透明度が高い3EX:カット・対称性・研磨のすべてが最上級 | 約35万円〜 | 究極の美しさを求める方に最適 |
Gカラー:ほぼ無色透明VS2:肉眼ではほとんど気にならない程度の内包物のみEX:カットの精度が高く、美しい仕上がり | 約20万円前後 | わずかに色味があるが見た目ではほとんどわからず普段使いしたい方におすすめ |
このように、同じ「大きさ」でも、カラーやクラリティ、カットの違いで印象も値段も大きく変わります。すべてにこだわるのは難しいため、どこを一番重視するかを決めて選ぶのがポイントです。
指輪を贈る場合の相場とカラット
婚約指輪の相場は、給料の1〜2ヶ月分(20〜50万円くらい)です。
ダイヤモンドの大きさは、0.3〜0.5カラットが特に人気があります。このサイズ感だと指になじみやすく、どんなシーンにも合わせやすいうえ、華やかさも普段使いのしやすさも両方叶えられるでしょう。
ハイブランドやデザイン性の高い指輪になると、これにさらに10万〜20万円ほどプラスされることもあります。予算や彼女の好みと相談しながら選ぶとよいでしょう。
ダイヤモンドのみを贈る場合の相場とカラット
ダイヤモンドだけを贈る場合に人気なのは0.2〜0.4カラットで、価格帯は10〜30万円くらいが目安です。
リングの加工費用を別途で考えられる分、ダイヤモンド自体のグレードを上げたり、全体の予算を調整しやすくなります。デザインはプロポーズ後にふたりで決められるのも、ダイヤモンドのみを贈るメリットのひとつです。
人気があるダイヤモンドのカラット数は?
日常使いしやすい0.2~0.4カラットが人気
0.2〜0.4カラットのダイヤモンドは、普段から身につけたいという方によく選ばれています。
このくらいのサイズであれば衣類や髪の毛にも引っかかりにくく、お仕事や家事の邪魔になりにくいため、とても使い勝手が良いサイズ感です。結婚指輪との重ね付けもしやすいサイズ感なのも嬉しいポイントです。
パーティーや特別な時に華やかなのは0.5カラット~
結婚式や特別な日のパーティーなどで、手元をぐっと華やかに見せたいなら、0.5カラット以上のダイヤモンドがおすすめです。存在感のある輝きは、フォーマルな場や記念日などで華やかさを演出してくれます。
ただし、日常的に使うには少し大きすぎると感じることもあるため、彼女にどんなシーンで身につけてほしいかをイメージして選ぶといいでしょう。
結婚指輪との重ね付けを前提に選ぶケースも
最近は、婚約指輪と結婚指輪を重ねて着ける「セットリング」を意識して選ぶ方も増えています。
ふたつの指輪がきれいに重なるように、デザインや形を揃えるのがポイントです。たとえば、次の3つを意識すると、バランスよく仕上がります。
- 指輪の幅やカーブの形
- 真ん中のダイヤモンドの大きさ(特に0.3カラット前後が人気)
- 全体的なデザインのテイスト
重ねてつけた時に自然で、普段使いしやすいスタイルになるので、実用性を重視したい方にもおすすめです。
【Point】婚約指輪を着ける機会は結婚指輪より少ない
婚約指輪は、結婚指輪のように毎日つけるというよりは、特別な日の記念ジュエリーとしてつける機会のほうが多いです。
だからこそ、選ぶときは普段の使いやすさよりも、デザインや「一生に一度の記念品」としての特別感を大切に選ぶのもおすすめです。
結婚指輪のように「毎日つけるもの」ではないぶん「プロポーズの時の気持ちを込めた一生の宝物」として考えると、デザインや予算の選び方も変わってきます。ダイヤモンドにふたりの想いを込めて、忘れられないプロポーズを叶えてくださいね。
ダイヤモンドのカラット数を決める際に確認するポイント
大きなダイヤモンドが「羨ましい」と感じるとき
SNSや友人の素敵な婚約指輪を見て、「もっと大きいダイヤがよかったかな…」と感じることがあるかもしれません。特に0.5カラット以上のダイヤモンドは見た目のインパクトが大きいので、比べてしまうのは自然なことです。
周りと比較していやな気持になりそうなら、大きなダイヤモンドを検討してみまょう。
大きなダイヤモンドが「使いにくい」と感じるとき
大きめのダイヤモンドは見た目が華やかで憧れますが、実際につけてみると「思ったよりも気を使うな」と感じることもあります。
たとえば、洋服やバッグの持ち手にに引っかかりやすかったり、子育てや料理中は外す必要があったり、カジュアルな服には合わなかったりなど、普段の生活のなかでは少し不便に思う場面が出てくることも。
「見た目の豪華さ」と「実用性」のバランスを考えて選ぶと、後悔が少ないでしょう。
彼女の好みやつけたいシーンによって変わる
どれくらいの大きさのダイヤモンドが良いかは、「彼女がどんな場面で婚約指輪をつけたいか」によって変わってきます。華やかなシーンで着けたいのか、それとも日常使いしやすいサイズにするのかで、適切なダイヤモンドのカラット数が違うからです。
普段から気軽につけたいなら、小ぶりで気にならないサイズの方が気になりません。特別な日やお出かけの時に華やかに見せたいなら、少し大きめでも素敵ですが、着用頻度はグッと下がります。
迷った時は、「彼女がどんなシーンで使いたいか」を指標にすることをおすすめします。
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