「婚約指輪や結婚指輪はいつ買えばいいの？」
「結婚式をしないからタイミングがわからない」
婚約指輪や結婚指輪を購入するタイミングがわからないと、なんとなくソワソワしてしまいますよね。
慌てて買いに行ったら「自分にあうサイズがなくて取り寄せになった」「オーダーだと顔合わせに間に合わない！」とバタバタしてしまうことも。
この記事では、婚約指輪や結婚指輪はいつまでに用意すればよいのかわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
指輪のオーダー方法で購入タイミングは違う
既製品の指輪ならその場で持ち帰れる
既製品の婚約指輪や結婚指輪は、店頭で実際に確認して、その場で購入できるのが魅力です。サイズが合えば即日持ち帰ることも可能なので、急ぎで用意したい場合には特に便利です。
プロポーズの日が近づいていたり、結婚式の準備を押していたりするときでも、柔軟に対応しやすい選択肢といえます。
セミオーダーなら1～2か月程度
セミオーダーは、あらかじめ用意された基本のデザインに対して、素材や宝石、仕上げなどを自分たちの好みに応じて変更できます。完成までは通常1〜2か月かかるため、余裕を持ったスケジュールが必要です。
「少しだけ自分たちらしさを加えたい」「時間も費用もかけすぎたくない」と考えている人には、バランスの取れた選択肢となるでしょう。
フルオーダーなら3か月かかる
フルオーダーは、一から完全オリジナルで作り上げるスタイルです。打ち合わせを重ねてデザインを決めたあと、職人が一点ずつ手作業で仕上げていくため、完成までに3か月ほどかかることが一般的です。
「せっかくの婚約指輪や結婚指輪だから、細部までこだわりたい」と思うカップルには理想的ですが、プロポーズや式の予定など、間に合わせるため早めに準備を始めることが大切です。
【Point】オーダーの方法によって予算も変わる
どのスタイルで指輪を注文するかによって、かかる時間も費用も違います。思い通りの指輪を買うには、こだわりと予算とのバランスをどう取るかがカギになります。
| 注文スタイル | 特徴 | 予算の傾向 |
| 既製品 | 店頭で確認・購入でき、サイズが合えば即日持ち帰りも可能 | 比較的安定しており、予算を立てやすい |
| セミオーダー | 基本デザインをもとに素材や宝石をカスタマイズ。完成まで1〜2か月 | 素材の選び方で価格が変動しやすく、こだわると増加しがち |
| フルオーダー | 一から完全オリジナル。完成まで約3か月 | デザインや加工により大きく変動。高額になりやすい |
婚約指輪や結婚指輪が必要なタイミングは異なる
婚約指輪と結婚指輪の違いとは
婚約指輪と結婚指輪は、その役割や贈るタイミングなどに明確な違いがあります。下の表で比較してみましょう。
| 婚約指輪 | 結婚指輪 | |
| 一般的なデザイン | ダイヤモンドがあしらった華やかなデザイン | シンプル・ペアリングが多い |
| 指輪の意味合い | 結婚の約束、プロポーズの明石 | 結婚の誓いを形にしたもの、夫婦の証 |
| 指輪を着ける人 | 基本は女性のみ | 男女ともに身につける |
| 贈るタイミング | プロポーズ時が定番 | 入籍や挙式の前後に購入されることが多い |
| 着用シーン | 特別な日、写真撮影、フォーマルな席など | 日常的に身につける |
婚約指輪と結婚指輪は着用シーンが違う
婚約指輪は、プロポーズの際に贈られることが多く、特別なイベントや記念日などで着けるケースが中心です。
一方、結婚指輪は日常生活でずっと身につける前提のため、デザインも耐久性も「普段使い」に向いたものが中心になります。目的が違うため、それぞれの使い方をイメージして選ぶことが大切です。
購入の順番は婚約指輪が先、結婚指輪は後
流れとしては「婚約指輪→結婚指輪」が基本です。プロポーズに婚約指輪を渡して、その後ふたりで結婚指輪を選ぶというケースが多いです。
しかし、最近は順番を気にしない人も増えてきています。ライフスタイルや価値観はそれぞれ違うので、「自分たちにとって自然な順番」で選ぶのが一番です。
事前にスケジュールだけは軽く共有しておくと、あとで慌てずに済みます。
婚約指輪と結婚指輪の重ね付けなら同時購入がおすすめ
「重ねて着けたい！」という人、実はけっこう多いです。そんなときは最初から一緒に買うのが正解です。ブランドやデザインの統一感も出しやすく、試着しながら見た目のバランスも確認できます。
あとから「やっぱり合わなかった…」なんてことにならないためにも、同時購入はおすすめの選び方です。
【注意】婚約指輪は「いらない」派もいる
実は婚約指輪を「いらない派」も少なくありません。理由はさまざまですが、価格が高いわりに使用頻度が少ない、だったら結婚指輪だけで十分という人が大きい印象です。
もしサプライズで用意するつもりなら、相手が指輪を喜んでくれるタイプかどうか、さりげなく探っておいたほうがいいかもしれません。遠慮されてしまっては、せっかくの気持ちも空回りに。
「指輪が本当に必要か？」について、ふたりで話し合っておくと後悔が残りにくいです。
婚約指輪や結婚指輪の購入タイミングで迷ったら
結婚・入籍のイベントに購入タイミングを合わせる
婚約指輪や結婚指輪の購入タイミングで迷ったら、ふたりにとっての大きなイベントに合わせて考えると進めやすくなります。
たとえば
- プロポーズの日に間に合わせたい
- 結婚式や前撮りで指輪を着けておきたい
- 両家顔合わせの場で身につけておきたい
- 入籍日に交換するセレモニーをしたい
こうした具体的な予定が決まっていれば、「いつまでに準備を終えるべきか」が明確になります。
「そろそろ買うか」ではなく、「◯月△日に間に合うように」と逆算して動くことで、焦らずじっくり指輪を選べるのがメリットです。
「この日に買う」ではなく「下見に行く」から始める
「指輪を買う！」と意気込む前に、まずは気軽にお店を見て回るところから始めてみることをおすすめします。
各ブランドのデザインや価格の幅、素材の違い、指に通したときの感触などを実際に比較してみると、意外な発見があるものです。
いきなり決めようとすると疲れてしまうこともあるので、最初は「ちょっと見てみる」くらいの気持ちでOKです。
下見を重ねるうちに、自分たちにしっくりくる婚約指輪や結婚指輪のイメージが自然と固まってきます。
婚約指輪や結婚指輪の購入に関するQ&A
Q.結婚指輪はいつから会社につけていけますか？
入籍したその日から指輪をつけ始める方が多いですが、実のところ「この日から着けなければいけない」といった決まりは特にありません。
会社の雰囲気や服装のルールによっては、入籍前からつけている人もいれば、挙式が終わってからにしている人もいます。
大切なのは、ふたりのタイミングにしっくりくるかどうか。周囲の空気感も見ながら、無理のない形で始めるのが一番です。
Q.結婚指輪と婚約指輪は違うブランドでもよいですか？
もちろんOKです。婚約指輪と結婚指輪を別ブランドで選ぶ方もたくさんいますし、それぞれの好みを大事にして選ぶのも素敵な方法です。
ただし、重ねづけをしたい場合は注意が必要。デザイン同士の相性や、指につけたときのバランスなどを事前に確認しておくのがおすすめです。
いくつかのお店で試着してみると、「あ、これなら合うかも」とピンとくる組み合わせが見つかることもありますよ。
Q.結婚式をしないので、結婚指輪を買うタイミングで迷っています
結婚式を予定していない場合でも、入籍日やふたりの記念日を「指輪を準備する日」として決めておくと動きやすくなります。
たとえば、写真撮影や両家の顔合わせなど、さりげなく指輪が活躍するタイミングを想定しておくと、「その日に間に合うように準備しよう」という目標にもつながります。
ふたりにとって意味のある日を指針にすれば、指輪選びにも納得感が生まれます。
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